【ジョイ・ラボA-7講座】当事者研究としての女性学

講師:上野千鶴子(うえの ちづこ)先生
社会学者・東京大学名誉教授
認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN)理事長

京都大学大学院社会学博士課程修了、平安女学院短期大学助教授、シカゴ大学人類学部客員研究員、京都精華大学助教授、国際日本文化研究センター客員助教授、ボン大学客員教授、コロンビア大学客員教授、メキシコ大学院大学客員教授等を経る。1993年東京大学文学部助教授(社会学)、1995年から2011年3月まで、東京大学大学院人文社会系研究科教授。2011年度から2016年度まで、立命館大学特別招聘教授。2011年4月から認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN)理事長。 著書多数。

3月14日(水)   18:30~20:30
場 所:対馬ルリ子女性ライフクリニック銀座
    東京都中央区銀座 2-6-5 銀座トレシャスビル7階
参加費:一般の方:4,500円/ジョイ・ラボ会員:年間会費に含まれています
    お試し価格:2,000円

女性医療は女性によりそった医療だそう。医学の世界も男だらけ、男に女のカラダはわからない。「自分自身が自分の専門家」を標榜する当事者研究が誕生したとき、既視感があった。これってわたしたちが女性学でやってきたことじゃなかったの?学問の世界も男だらけ。女という生きものがどんな感じ方や考え方をするか、男に教えてもらうに及ばない。学問の世界に、医療の世界に、女性の視点が入ると、学問や医療はどう変わるだろうか?女性学の経験をお話ししてみたい。
参考文献)上野千鶴子2017「当事者研究としての女性学」熊谷晋一郎編『臨床心理学』増刊第9号『みんなの当事者研究』2017年8月、金剛出版

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