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お悩み1 無月経・月経不順

月経がこない、または止まってしまっている状態を無月経といいます。無月経は18歳以上になっても一度も月経がこない「原発性無月経」と、妊娠の可能性がなく、それまでに合った月経が止まってしまう「続発性月経」の2タイプがあります。

原発性無月経

原 因

染色体異常や膣、子宮の奇形などの異常、ホルモン異常などが考えられます。18歳まで待たないと診断できませんが、日本では15歳までに98%の女性に初経があるので、16歳になっても月経がない場合は、婦人科検査や治療を行うことが多くなっています。  

こんな治療法があります

様々な疾患を併せもっていることが考えられるので、本人だけでなく両親にも十分な説明やカウンセリングが必要です。実際の治療としては処女膜や膣が閉鎖の場合は手術を、ホルモン系統の異常の場合はホルモン療法を行います。

続発性無月経

原 因

過度のダイエット、肥満、精神的ストレスなどが考えられます。また、ごくまれにですが女性ホルモンをコントロールする脳下垂体の腫瘍や、内科系の他の病気が原因となっていることも。  

こんな治療法があります

疾患の有無や、妊娠をすぐに望んでいるかどうかで治療法は異なります。
脳下垂体に腫瘍などがある場合は、手術を行います。また妊娠をすぐに望んでいるときは排卵誘発剤を投与し(飲み薬と注射があります)、排卵に必要なホルモンの分泌を促して排卵を起こさせます。無理なダイエットや摂食障害などが影響している場合は、長期的に心療内科のサポートが必要です。

月経が不規則な「月経不順」

月経周期には個人差がありますが、周期が25日〜38日であれば正常です。24日以内の短い周期で月経がくる場合を「頻発月経」、39日以上の場合は「稀発月経」といいます。  

こんな治療法があります

本人の意思や年齢、妊娠を望むかどうかで治療法は異なります。未婚女性で排卵を望まない場合はホルモン補充を行いますし、妊娠を望む場合は排卵誘発剤の投与を行います。
同時に毎日基礎体温表をつけ、自分のホルモンバランスを管理することが大事。また激しい下腹部痛や腰痛などの月経困難症を伴う場合は低用量ピルを使います。