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お悩み4 PMS(月経前症候群)

月経前のイライラや気分の落ち込み、体重増加の原因はこれ!

月経前に起こるPMSは肩こりや頭痛、体重が増えるなどの身体的症状、またイライラする、気分が落ち込む、集中力がなくなる、などの精神的症状があります。

こういった症状は女性ならある程度誰にでもあるものですが、PMSとは症状が排卵以降月経まで長く続き、また症状が強く表れるのが特徴です。原因としては食生活やライフスタイルの変化など様々な説がありますが、未だに解明されていません。

こんな治療法があります

原因がはっきりしていないため、今のところ明確な治療法は確立されていません。ただしクリニックでの診察の印象としては、症状を記録する日誌(PMSメモリー ※家族計画協会で購入できます)が効果的です。

日誌に数カ月間体温や体調を記録することによって、"月経の数日前に症状が出るのでこの時期をやり過ごせばいいんだ"ということに気がつき、その時期を安静に過ごすことで症状が軽くなる場合が多いようです。
またなかには"実は月経サイクルに関係なくずっと調子が悪い"ということを発見する場合もあり、その際は心療内科と連携したケアが必要になります。

薬での治療法としては、漢方薬がある程度の効果を発揮します。むくみには五苓散、頑固な便秘や腹部の張りには桃核承気湯などを月経前の10〜14日間服用することによって、症状の改善がみられることがあります。

PMSの症状は肉体的なものから身体的なものまで、非常に多岐にわたります。そのためツライ症状を訴えることができ、それを否定せずに受け入れてくれる医療スタッフを見つけることがなにより重要です。

安日泰子(女性外来ハンドブックより)