銘苅　桂子（めかる　けいこ）

体外受精を中心とした不妊治療と、子宮体癌に対する腹腔鏡手術などを担当しております。大学病院で専門性の高い治療を提供できるよう修練の日々ですが、高度な医療に集中するほど、女性の背景や気持ちが置き去りになってしまうことがあります。専門家としての判断とともに、同じ女性として、ときには母親の視点で時には友人の視点で、最も適切な治療を提示できるよう心がけていきたいと思います。女性医療ネットワークから学んだ女性を取り巻く多くの問題は、患者さんを理解するための想像力、思いやりを深めてくれます。