2019年3月20日(水)第104回“チアー活動”のお知らせ
NPO法人 女性医療ネットワーク
マンマチアー(Mamma Cheer)委員会
第104回チアー活動のご案内
朝の日差しが明るくなり、やっと温かくなってきたと思うと同時に花粉の季節に突入。
今年の飛散量は昨年の5倍ともいわれ、マスクや薬が手放せない人も多いのでは…。
花粉症の方は、早め早めの対策で乗り切りましょう!
2019年3月20日(水)
第104回“チアー活動”のお知らせです。
今回は、これまで多くのがん患者や家族の心のケアを研究、実践してきた
心理療法士の栗原幸江さんをお迎えし、
~患者と家族ががんと向き合うために~
『レジリエンス(復活力・回復力)を育むためのヒント』
をテーマにお話しいただきます。
【内容】
がんと疑われてから、告知、治療、ときとして再発、終末期から別れまで、
その「キャンサー・ジャーニー」の道のりには、
患者にも家族にも大小さまざまな「傷つき体験」があるでしょう。
不安や焦り、悲しみにがんじがらめになり動けなくなってしまう人もいるかもしれません。
そんな人たちに寄り添い、気持ちや考えの整理をサポートする
心理療法士の栗原幸江さん。
緩和ケアの先進国アメリカのニューヨークで10年以上も学び、臨床経験をつんだ後、帰国。
緩和ケアの領域で心のケアのスペシャリストとして活躍を続ける
栗原さんは、「試練の時、自分の気持ちと向き合ったり、つらさと折り合いをつける工夫を見出したりするなかで、
自分のたくましさや力に気づく方がたくさんいらっしゃいます」とおっしゃいます。
「気持ちの整理」や「自分にできる対処法の試み」などによって、
心のしなやかさ(レジリエンス:復活力・回復力)が育まれていく、というプロセスがあるようです。
今回はアメリカや日本での経験を交え、心理学的な視点から、
レジリエンスを育むためのヒントを教えていただきます。
ご自身や大切な人が苦境に立たされたとき、
そこから自分の力に気づけるように、レジリエンスのプロセスを一緒に学びましょう。
【栗原幸江さんご略歴】
コロンビア大学大学院修士課程修了、ニューヨーク州認定臨床ソーシャルワーカーの資格を取得。
終末期がん専門病院のカルヴァリー・ホスピタル等に勤務し、
患者と家族・遺族のケア(グリーフケア)、スタッフケアに携わる。
心理療法・家族療法に加えて、マッサージセラピーなどのホリスティックアプローチの実践も積み、
2002年の静岡県立がんセンター開設を機に帰国。
患者と家族の心のつらさの緩和、医療者の教育やメンタルサポート、
緩和ケアのネットワークつくりに尽力。
現在は都立駒込病院の緩和ケア病棟とマギーズ東京に
軸足を置きながら日々心のケアと教育、プログラム企画運営に携わる。
★参加費無料。申込み不要。開始時間を過ぎて途中からの参加もOKです。
★“チアー活動”は乳がんを体験した、していないにかかわらず、
どなたでも参加できます。男性の参加、応援も大歓迎です。
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■第104回 マンマチアー(Mamma Cheer)“チアー活動”
日 時:2019年3月20日(水) 開始18時半~20時20分 終了
場 所:対馬ルリ子女性ライフクリニック銀座 のスタジオ。
住 所:東京都中央区銀座2-6-5銀座トレシャスビル7F
http://w-wellness.com/ginza/
テーマ:~患者と家族ががんと向き合うために~
『レジリエンス(復活力・回復力)を育むためのヒント』
スピーカー:栗原幸江さん
(心理療法士/東京都立駒込病院緩和ケア科がん・感染症センター、マギーズ東京)
詳しくは添付のファイルをご覧ください。
今月もみなさまの笑顔とお会いできるのを楽しみにしております。
マンマチアー委員会