1.シンポジウム開催

年に3回(3月・7月・11月)以上、女性医療やヘルスケアのひとつのテーマについて専門家や当事者を集め議論する機会を作っています。医療者も、一般の人も、患者団体や健康啓発団体、企業や行政・福祉、政治家なども、同じテーブルで話し合い相互理解を深めています。

2.研修ツアー

年に1~2回(主に7月)、国内各地や海外で、医療やヘルスケアの視察や交流を目的としたツアーを催行しています。これまで15か所以上訪問しており、海外は台湾、カナダ、南仏とイタリアに行きました。

3.委員会活動(目的をもったグループ活動)

<マンマチアー委員会>

乳がん経験者を中心とした乳房の健康支援活動。毎月無料セミナーを開き、乳がんの正しい知識の啓発とともに、がん経験者や家族がQOLを上げて日常生活を送るための交流や勉強をしています。乳がん学会など主要な医学会での発表やイベント開催、独自のツアーも行っています。

<次世代委員会>

全人的女性医療を志す若い世代(主に子育て中のメンバー)がZoomやFacebookなどを使ってネット上で勉強会や意見交換を行い、
また健康啓発企画、リアルな交流会の開催などをしています。

<政策提言委員会>

生涯にわたる女性の健康支援に関して、法律の制定や国の制度整備を求めてロビー活動を行っています。厚労省に「女性の健康推進室」が開設されるきっかけを作りました。現在「女性の健康の包括的支援法」の成立を目指して活動しています。

<骨盤底委員会>

産後や更年期、老年期女性の大きな健康障害となる骨盤底のトラブルに対して予防・治療・QOL(生活の質)維持の総合的アプローチを提案しています。

4.女性の健康学校「ジョイラボ」

身体的・精神的・社会的な女性の健康問題について総合的に学ぶコース。医療者ばかりでなく一般の方も受講しています。単回でも受講できますが、月に3~4回の夜間と休日午前の全講座を終了すると、“女性の健康の総合アドバイザー”資格を授与します。卒業生は、ネットワークメンバーとしてカウンセラーあるいはサポーターとして活躍しています。

5.ニュースレター発行(年 3 回)、ホームページによる情報発信

6.学会、健康啓発団体、女性支援組織、行政や政治との連携や交流、メディアへの発信